代表ブログ

森の恵み 薪と机

朝5時、起きてまずストーブに薪をくべる1月

炎を見つめ 手をかざすと冷たくなった手も

少しずつあったかく…ぬくもりを感じます

 

薪は自分たちで木を倒し チェーンソーで輪切りに

切り株を移動させ ストーブに入るサイズにナタで割り

2,3年乾燥させてから ようやくストーブに!

棚には来年の冬用の薪がギュギュッと並びます

 

先日 山で不要になった間伐材をつかい

テーブルを作りました 人生で初めて作ったマイテーブル!

板のささくれをカンナで削り ザラザラした表面を

丁寧にサンドペーパーをかけ滑らかにし

バランスよく組み合立て 釘を打つ…

 

防腐剤をくり返し塗り ようやく完成!

でも木の幅や長さ、用意も事前に山の仲間たちが

準備してくれたおかげで出来た作品

厳寒の冬 山から切り出し 一枚一枚丁寧に板にし

切り揃えた板に仕上げるまでの時間…を想います

 

「大変」と言う言葉より「五感を使いゆっくり丁寧に向き合う」

の表現がふさわしいと感じます

新年早々 自然の脅威を感じる出来事に遭遇し

ことばにならない自分もいるけれど..

自然の恵みも忘れず暮らしていきたい

DSC_3226

 山の一本の木が机に

冬の星 -今年を振り返る

朝5時 軽トラで山奥まで 新聞を届けてくれるお父さん
今朝も雪がちらつく中 笑顔で朝刊を渡してくれた
80代でしょうか… 雪の積もる日も 外が真っ暗な日も
深く話す時間はないけれど 心の灯のような存在

カウンセリングのしごとを通して
悩みに心を支配されないために
自分はどう生きたいのか…
ゆっくりでも心の声を聴くことは大切と
あらためて思う12月

後悔のない人生はないけれど
傷つくことのない人生もないけれど
そんなことも沢山あるだろう人生を
これからどう生きるのか…

決心してみようか 自分の心持ちを決めよう
世界は広い 色んな人や生きもの 自然の一部の私たち…
今年の出会い 経験を振りかえってみると
その材料はきっと身近にあると信じます

2023年のすべての出来事・出会いに感謝します
よいお年を

冬の星 今日一日の 我包む

冬の星 今日一日の 我包む

学生にエールを

7月前期の講義が全て終わりました
その内の1つ 三年生100名のキャリア学習
半年間の病院実習を前に 自分の課題と未来を見つめるもの
3時間近い授業にヘトヘトになるかと思いきや、今年は何か違う!

「昨年の先輩の授業では…」と話すと「へぇ~」と一斉に声を出し反応
ふだん接していない人とのグループワークは苦手と思いきや
ちゃんと相手の話を楽しそうに聴き 笑顔も見られ
ひとりのワークにもちゃんと向き合い、筆をスラスラ走らせる

卒業後の未来について発表してくれた学生の中には
自分の願う将来像から必要な資格を調べて、いまの学科を選んだ人
「女性にも手に職が必要」と選んだけれど、将来はまだ漠然としたイメージ
仕事をしながらパートナーをつくり、こんな暮らしをしたい!
…とても正直に素直に語る彼女たち

あとで思い出しました 彼女たちは
入学当時はコロナ禍で 会話もサークル活動も禁じられ
新しい友人をつくる機会もなく  対面授業も少なかった一年生時
今では そんなことも感じさせないほど会話を楽しむ姿

外が暗くなる最後の時間までエスケープせず出来たのは
仲間との交流があったから 話し聴くことが楽しく感じたからだと
同級生の語った夢や憧れがよい刺激になり
自身の将来を切り開いてくれることを願います!

この授業ではサポートして下さる先生方の二十歳の頃の経験も交え
人間らしいあたたかみのある授業が出来たと心から感謝
夏休み明け 新たな経験をする彼女たちにエールを送ります

久しぶりに上高地へ 山高く空広く

久しぶりに上高地へ 壮大な景色に気持も大らか

父の日記

父が今年2月末 91歳で天国へ召されました
定年後は地域に友だちをつくり交流を楽しみ
好奇心旺盛で 料理もカラオケも手書きノートで研究
掃除もまめで 体操教室にも楽しそうに通っていた父…

人を笑わせたり 楽しませることも大好き
宅急便のお兄さんやクリーニング屋,新聞集金のお母さんにも
楽しいひと言を考えて いつも玄関からは笑い声が
父が亡くなった時「我が家の太陽がいなくなった…」と思いました

父は生前どんなことを考えていたのか…と知りたくなり
四十九日のあと実家から父が毎日つけていた日記を拝借
長い移動の列車の中で 少しずつ読みようになりました

毎日お天気、今日したこと、出会った人、作った料理
借りた本、買った物…などこと細かに書かれていて,マメだな~と
そして最後は落語のように 歯切れよく書き終えている

「〇〇さんの姿が見えた 元気そうで良かったね!」
「灯油缶を買ったが、最近は1缶が重いぞ!!」
「下鴨の古書市 テレビで紹介! 懐かしいな!又行きたいな!!」
「絨毯の天日干し・ほこり落とし…小生青色吐息、頑張ったぜ!!」
「外は雨 テレビにしがみついての一日だった…」

病気やうまく行かない治療、時には人間関係に悩むこともあった父
けれど基本姿勢は「明るく 面白く 生きようよ!」だった気がします
姉 「父の面白いところ 似たかったよね~」 私も同感!
父と旅したこと 数々の手料理 たくさん笑って過ごした年月
人生は楽しくするもの!と教えてくれた父に感謝します

天国で母や兄弟、叔父さん達、飼い猫のモモやクーに
再会して みんなで楽しく過ごしていますように!
またいつか会えたら…父の日に祈りを込めて

 

高ボッチ高原に登り秋の諏訪湖と富士山を望む

父や家族と眺めた高ボッチからの景色

ご案内「春のヨガレッスン」

新陳代謝が活発になる春はデトックス(浄化)の季節。
冬に溜め込んだ老廃物を外に出そうと動き出します。
春への変化に身体が追いつかず、自律神経が乱れやすい時期でもあります。
「ねじり」のポーズを取り入れ、老廃物の排出を促しながらゆるやかに身体を動かします。
木に囲まれた古民家で気持ちよく心身をリラックスさせましょう。

<日  時>
1.2023年3月26日(日)午前10時~11時半
2.2023年3月27日(月)午前10時~11時半

<場  所> フォレストヴィラ塩嶺高原(塩尻市北小野4236-8)

<定  員> 各3名

<参加費> お一人 1000円

<お申し込み>メール:  libc.sato@gmail.com に以下を書き添えお申し込み下さい。
★ 1.レッスン希望日 2.お名前 3.お電話番号  4.ご住所(市町村区まで)

<講 師> フォレストヴィラ ヨガセラピスト さと https://libc.main.jp/profile

 

古民家にて 季節の変化を感じながら

季節の変化を感じながら

ご案内「グリーフケアの会」

核家族化や儀式の簡素が進むいま
大切な人を亡くした悲しみはより深いものになります。
体験した話や気持を表出できないままでいると疎外感や孤独感を抱えがちになります。
グリーフ・ケア(悲しみを癒す)は世界的に行われている心理療法のひとつです。
体験を通して、「暗く長い孤独なトンネルからようやく抜け出せた」と語る方もいます。
落ち着きをもたらす古民家で思いを語り、分かち合う時間を体験して下さい。

産業カウンセラー&ヨガセラピスト 山崎さと子

<日 時>
1.2023年3月26日(日)13時半~15時半
2.2023年3月27日(月)13時半~15時半

<場 所> フォレストヴィラ塩嶺高原(塩尻市北小野4236-8)

<定 員> 8名

<参加費> お一人 500円

<お申し込み>メール: libc.sato@gmail.com に以下を書き添えお申し込み下さい。

★ 1. 参加希望日 2. お名前 3. お電話番号 4. ご住所(市町村区まで)

カウンセラーの歩み     https://libc.main.jp/service/counseling

「森の家」開設ブログ https://libc.main.jp/information/counseling/1546

森の家からの景色

      窓から見える景色

冬・陰の季節

渡り鳥が身近にも見られる季節になりました
朝晩は冷え込み 寝る前に湯たんぽの用意が欠かせません

皆さんは「陰陽説」をご存じですか
すべてのものは「陰」と「陽」に分けられるという東洋の思想
太陽は陽・月は陰  季節では  夏は陽・冬は陰
活動は陽 ・休息は陰 一日では 昼は陽・夜は陰

冬 動物は冬眠し 植物は葉を落とし地中で根を守る
春に再び命を吹き返すため 休息する生き物・植物たち

わたしたち人間も 同じ生き物
冬眠は出来ないけれど 冷えがちな身体を内外からあたため
活動をスローペースにして 心と身体のエネルギーを蓄える
陰の季節・冬は 春に向けて 大切な役目を果たしています

冬のヨガレッスンには 陰(Yin)の要素を取り入れます
ストレッチやYinのポーズを ゆっくり丁寧にすることで
寒さで衰えがちな内臓に刺激を与え
硬くなりがちな筋肉をゆっくりほぐす…
汗をかかなくても 身体に心地よさが残ります

思いつくまま 何を大切にしようか書きつらねてみませんか
・食べる物 飲む物 着るもの バスタイム
・読む本 書くこと 毛糸の帽子・手袋 聴く音楽
・家族・友と話すこと 眺める景色…

つらく思いがちな冬を別の角度から見てもらえたら
陰の季節  あなたはどのように過ごしますか

 

2018.1月鳥

シジュウカラ 大きく羽を広げ

心に残る3冊

遠くに見える白馬岳 今朝は雪化粧
2022年心に灯をともしてくれた3冊の本を紹介します

◆「庭とエスキース」 写真家 奥山 淳志 著
著者の生き物や人へのまなざしに魅かれ読みはじめた1冊
自給自足生活をめざす「弁造さん」の生き方、人柄にひかれ会いに行く
彼の心の声がことばで紡がれた本
写真の「弁造さん」、見るたびに人間らしさがにじみ出るように感じ
私も絵を通して心を表現してみたいと思うきっかけに
今秋 一枚の紅葉をひろいスケッチを描くように
歩き回ることが叶わなくなった時、絵を描いて過ごすことを夢想します

◆「The Language of Yin -陰ヨガを伝える言葉」ガブリエル・ハリス著
美しい表紙にふさわしい言葉がちりばめられ、読むことで心安らかになる一冊
ポーズをとることを教えるだけでなく、かける言葉を通して
生徒さんの心を和らげ、身体を慈しむ大切さを感じさせてくれたもの
シニア世代になり初めてヨガをする方、メンタルケアを大切にしたい方への
エールになると信じます

◆「茨木のりこ -自分の感受性くらい」 別冊太陽 日本のこころ-277
「倚りかからず」以外のたくさんの詩と彼女の人柄や人生を知り
心を揺さぶられました
詩「この失敗にもかかわらず」「清談」「行方不明の時間」「お別れの手紙」…
落ち込んだ時や迷った時、励まされたり、勇気をもらったり 時にユーモアも
詩・言葉のもつメッセージが心の支えになることを感じさせてくれた一冊

心に沁みるものを残してくれた3冊
ことば・写真・本が読めること・自由に表現できること
平和な時間を過ごせることに感謝します

DSC_1407

  12月の句  「風花の  山の頂    白く燃ゆ」