星野 道夫写真展にて

天高くうろこ雲がたなびく季節になりました

先日 京都で開催された写真展「没後20年特別展 星野道夫の旅」を訪れました

 

星野さんとの出会いは、著書「旅をする木」を読んだことがきっかけです

語りかけるような文章には学生時代に感じていたことやアラスカを訪れるきっかけ

アラスカでの人々との出会い、動物や自然へのあたたかいまなざし

どの物語からも気ぜわしい日々を送っていた私の心に深く沁みました

 

もう10年以上前 ページを読み進めながら涙したこと覚えています

今回初めて写真展を訪れ、あらためて感じることがありました

写真にはどの生き物へも愛情やあたたかさ、尊重する気持があふれ

地球上に生きるすべての自然や生き物を大切にしたい想いを感じました

 

展示物のひとつに学生時代、雑誌で見た写真の小さなアラスカの村に惹かれ

「この村を訪れたい」と願い書かれた自筆の手紙とその雑誌の頁が飾られていました

ひとつの出逢いが想いにつながり、人と出会い人生を変えていく…

 

「旅をする木」を読んで感動し、朝一番に写真展を訪れた友人と

時間を共有し共感できたこともうれしい出会いでした

 

キャリアを考える講義や研修に携わるものとして、道を教えるのではなく

どんな人生を送りたいのか、何を大切にしたいのか

自身に問いかけ、自ら探そうとするのを支えることが

私に出来ることかとそのように出来たらと思います

 

星野さんとの出会いから友人や私が励まされたように

 

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