新人医療職フォローアップ研修をつとめました

9月に入り田園では黄金色の稲穂がたなびく季節になりました
会場へ向かう道中、研修担当の方が車窓から見える畑を
「これは蕎麦の畑で、もうすぐ真っ白な美しい花が咲くのですよ」と
教えて頂きうれしい気持ちになりました

入職から6ヶ月を迎えた看護職や薬剤師、放射線技師、作業療法士など
医療専門職の方々の研修をつとめさせて頂きました

これまで学生であった彼らが、生命(いのち)と向き合う24時間稼働する                                                                                                                                                              医療現場に 慣れるのは精神的にも肉体的にもかんたんではなく、思うように                                                                                                                                                             仕事が出来ず落ち込んだりストレスをため込んでしまうことも少なくありません

研修では6ヶ月間の出来事を振返り、自分なりに努力したことや学んだことなどを
他の職種の仲間と語り合いました

出来ていない所に目が行きがちですが「出来るようになったこと、わかるようになったこと」
に目を向けていただきました

研修後、受講生からの声です:
———————————————–
「しんどくて辛いのは自分だけじゃない、もう少し頑張ってみようと思った」
「半年の出来事を振り返ってみると、自分にプラスになることの方が多かった。
もっとレベルアップしていきたい」
「人に気持ちを伝えることで、言葉にすることで、自分の思っていたことを
改めて振り返ることができた。どこに不安をもっていたのか話すことでスッキリした」

「みんな、きっとそれぞれすごいことを学んでいるし、専門性のあることを実践している。
皆がいま学んでいることを共有して少しでも自分の武器になればと思う。
何かをもっと学びたい前向きな気持になりました」
———————————————–

たがいの努力を認め合い、自身の仕事を語り、半年間の経験を「意味あるもの」と見出し
多くのことを感じ取って下さったことを何よりうれしく思いました。

新人の皆さん、働き始めた一年目のことはいくつになっても思い出に残ります
叱られたこと、うれしかったこと、優しくしてもらったこと、辛かったこと…
新鮮で感情が大きく揺さぶられるからでしょうね

その想いが人への思いやりや優しさ、プロとしての自信にきっとつながります
ご自分を大切に日々一ミリの成長をめざして下さい

研修を支援して下さった多くの関係者の皆さまに御礼申し上げます

 img_5304

研修をサポートしてくれた、新人一年目の方が撮って下さったうれしい写真です