FD研修(キャリア教育)をつとめました

雨上がりの研修先の大学構内には金木犀の香りが漂っていました
今回 FD (Faculty Development)と呼ばれる
「大学教育の質的な向上を目的とする」教員のための研修をつとめました

研修では看護学部1回生・2回生に行っているキャリア学習の内容を紹介したあと
「学生のキャリア形成に必要な力や態度を育むために教員はどのような支援が出来るか」
をテーマにグループごとに各教員の授業や実習などでの取り組みや意見を
卓上ダンボール紙に書き出し、グループごとに意見交換を行って頂きました

研修を終えての感想を一部ご紹介します:
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・学生とどのように向き合っていけばよいかについて,示唆が得られたように思う
 他の教員がどのような思いで学生にかかわっているかを知ることができよかった

1年生,2年生のキャリア発達の違いを理解して接していこうと思った
 「えんたくん」はそれぞれの考えを知り,自分の考えを広げさせる機会となった

・普段は教育について考える時間や機会がないまま学生と関わっていたので
 このような場を与えて頂きよい機会になった。自分とも向き合うことで
 しっかりと学生のことを考え、愛情を持ってかかわりたいと感じた

・「学生の意欲を育むために」というグループワークを行ったが、他の先生方の教育観に
 触れることができよかった。教員の職位も様々だが、各々みんな学生のために
 がんばっていることがわかった

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限られた時間のなかでも、対話を通して多くのことを感じ、 仲間から学ぼうとされる姿勢に
看護教員としてのミッション(使命)を 真摯に受けとめておられると感じました

看護師をめざす学生の意欲や可能性を支える先生方の思いにも触れる、貴重な機会でもありました
きっと、日々の励ましや看護の素晴らしさなど先生方の語る言葉が学生の心に火を灯すと信じます

研修を支えて下さった先生方や関係者の皆さまに御礼申し上げます

 

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