看護実習マナー研修をつとめました

訪れたお寺の境内に金木犀の香りが漂い、秋日和が感じられる季節です
病院実習に参加する看護学生に、実習での心がまえやマナーの研修を行いました
学年を重ねるごとに実習期間が長くなり、求められる実習内容も質も高くなります
そのため実習への不安を感じる学生も少なくないようです

実習で求められるものや患者さまと接する上での笑顔や話し方、言葉遣いなど
演習を通して学生自身が感じることで、表現や使い方の大切さを理解して頂きました

また、頑張り過ぎからの体調不良や注意を受けて落ち込みがちになる学生も
見受けられるため、メンタル面での心のもち方にも触れました

研修を終えた感想の一部をご紹介します:
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・実習で不安に思っていたことを教えてもらい、グループ仲間とも話し合ったことで
気持ちが楽になりました。
自分の出来ないことばかりに目を向けずできる所を探して伸ばしていきたいです

・以前の実習で看護師としての口調や仕草が気になっていた。今回の授業で
クッションことばや正しい敬語、話しかける態度について学んだことを生かし
実習で相手に与える印象に気をつけていきたいと思った

・実習前の不安や緊張はありますが、講義を聴いて返事やあいさつ、言葉遣いなど
人として、看護学生としてふさわしい態度でやっていきたいと思いました

・実習を厳しいと思うから怖い、勉強が足りないかも知れないといった、「恐れ」の
気持ばかりもっていましたが、実習生として患者さんに思いやりをもって接すること
が大切だという基本的なことを思い出しました。
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大変なこともあるでしょうが、少しずつ看護師になっていく貴重な機会です
グループの仲間と助け合い、実習から色んなものを吸収し成長して下さるよう応援しています

実習に向けてのマナーだけでなく、学生にキャリア形成の機会としてどういかすか
共に考えて下さった関係者の皆さまに御礼申し上げます

 

境内の近くに咲いていた秋の花たち

   境内の近くに咲いていた秋の花たち