代表ブログ

冬・陰の季節

渡り鳥が身近にも見られる季節になりました
朝晩は冷え込み 寝る前に湯たんぽの用意が欠かせません

皆さんは「陰陽説」をご存じですか
すべてのものは「陰」と「陽」に分けられるという東洋の思想
太陽は陽・月は陰  季節では  夏は陽・冬は陰
活動は陽 ・休息は陰 一日では 昼は陽・夜は陰

冬 動物は冬眠し 植物は葉を落とし地中で根を守る
春に再び命を吹き返すため 休息する生き物・植物たち

わたしたち人間も 同じ生き物
冬眠は出来ないけれど 冷えがちな身体を内外からあたため
活動をスローペースにして 心と身体のエネルギーを蓄える
陰の季節・冬は 春に向けて 大切な役目を果たしています

冬のヨガレッスンには 陰(Yin)の要素を取り入れます
ストレッチやYinのポーズを ゆっくり丁寧にすることで
寒さで衰えがちな内臓に刺激を与え
硬くなりがちな筋肉をゆっくりほぐす…
汗をかかなくても 身体に心地よさが残ります

思いつくまま 何を大切にしようか書きつらねてみませんか
・食べる物 飲む物 着るもの バスタイム
・読む本 書くこと 毛糸の帽子・手袋 聴く音楽
・家族・友と話すこと 眺める景色…

つらく思いがちな冬を別の角度から見てもらえたら
陰の季節  あなたはどのように過ごしますか

 

2018.1月鳥

シジュウカラ 大きく羽を広げ

心に残る3冊

遠くに見える白馬岳 今朝は雪化粧
2022年心に灯をともしてくれた3冊の本を紹介します

◆「庭とエスキース」 写真家 奥山 淳志 著
著者の生き物や人へのまなざしに魅かれ読みはじめた1冊
自給自足生活をめざす「弁造さん」の生き方、人柄にひかれ会いに行く
彼の心の声がことばで紡がれた本
写真の「弁造さん」、見るたびに人間らしさがにじみ出るように感じ
私も絵を通して心を表現してみたいと思うきっかけに
今秋 一枚の紅葉をひろいスケッチを描くように
歩き回ることが叶わなくなった時、絵を描いて過ごすことを夢想します

◆「The Language of Yin -陰ヨガを伝える言葉」ガブリエル・ハリス著
美しい表紙にふさわしい言葉がちりばめられ、読むことで心安らかになる一冊
ポーズをとることを教えるだけでなく、かける言葉を通して
生徒さんの心を和らげ、身体を慈しむ大切さを感じさせてくれたもの
シニア世代になり初めてヨガをする方、メンタルケアを大切にしたい方への
エールになると信じます

◆「茨木のりこ -自分の感受性くらい」 別冊太陽 日本のこころ-277
「倚りかからず」以外のたくさんの詩と彼女の人柄や人生を知り
心を揺さぶられました
詩「この失敗にもかかわらず」「清談」「行方不明の時間」「お別れの手紙」…
落ち込んだ時や迷った時、励まされたり、勇気をもらったり 時にユーモアも
詩・言葉のもつメッセージが心の支えになることを感じさせてくれた一冊

心に沁みるものを残してくれた3冊
ことば・写真・本が読めること・自由に表現できること
平和な時間を過ごせることに感謝します

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  12月の句  「風花の  山の頂    白く燃ゆ」

60歳からのヨガ

塩尻市東部センター主催の「朝の深呼吸ヨガ」連続講座が終わりました
男性を含め60代 70代で初めてヨガを体験する方がいらっしゃいました
鼻呼吸、慣れないヨガのポーズに初日は「きつい、えらいわ~」の声

ですが 回数を重ねるごとに少しずつ身体が慣れてきて
他の参加者とも仲良くなり、笑い声も聞こえ
最終日には 「子どものポーズ、気持ちいいわ」
「身体を捻じるってスッキリしますね!」の言葉と笑顔

うれしかったです
ヨガは毎日少しずつ身体を動かすのですが
その少しずつがなかなか… 時折 気づいた時に
身体の声を聴き 気持よく伸ばしてくれたらと願います

熱心に取り組む 皆さんの表情や身体の動きを見ながら
次回はこのポーズ、こんな説明を取り入れよう…などと
私の方が教えられることが沢山ありました

これからもヨガを続けたいの声に
いくつになっても、自分のペースで出来ること
呼吸や瞑想を通して心にも健やかさをもたらすこと
むずかしくないのですよ..と静かに伝えていけたらと思います

毎回サポートして下さったセンタースタッフの皆さん
参加して下さった皆さん 出会いに感謝します
ありがとうございました

頂いたXmasのリースにハチも喜び

 12月の贈り物:頂いたXmasリースにハチ喜び

母の記念日

ピンク色の秋桜を野原に見かける爽やかな季節
久しぶりに母の命日にお墓を訪れました
年齢を重ねるごとに向き合う気持ちに変化があります

子どもの頃 リュウマチを患い寝床に居る姿や
つらそうに家事をする姿、変形した手や足を見て
なぜこんなことに…と身体と心の痛みを想いました

でも言葉に出して痛みを語ることはなかった母
そんな中 小学生の頃 おしゃれな手作りの服や
沢山の手料理を作ってもらった記憶がいまも残ります

私も母の晩年に近い年になり
主婦としてのおわりのない家事のやりがいとやるせなさ
妻として父や親戚との関わりに喜怒哀楽していた年月
娘たちの成長に喜びと寂しさを感じていただろう母の心境

以前よりも深く 思いを馳せるようになりました
もっと生前に色んなことを語り合えたらとも
山々や広い空を見渡せる景色のなか
気持ち新たに歩める日になりました

「森の家」カウンセラー Sato

高ボッチ高原に登り秋の諏訪湖と富士山を望む

高ボッチ高原から眺める秋の諏訪湖と富士山

夏休みとカウンセリング

A君、夏休みも終わりましたが元気ですか?
元気に過ごしてくれていたらうれしいです
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暑かった夏も子どもにとっては自由に過ごせるうれしい期間
学校生活をはなれ、自分らしさを取りもどす時間だったでしょう
夏休みにカウンセリングルーム「森の家」訪れてくれた子どもたちと
こころの作業を行いました

その1 溜まっているものを吐き出す
学校で見せる自分では口にできない不安や心配、思いを語ることで
自分のこころと正直に向き合う作業をする

その2 自分の影と向き合う
ふだん出せない心の奥深くにあるものを見つめ、向き合う
自分の弱さやコンプレックス、これまで気づけなかったものも含め
嫌悪や妬み、怒りや憎しみ、悲しさなど自分の影の部分と向き合う

その3 生き生きした自由な子どもの心を回復する
1と2を出せるようになり、自分の影を受け入れるようになると
心が軽くなり、少しずつ生き生きした自由な子どもの心を
自分の中に見つけ取りもどせるようになってくる

誰もが同じようにすんなりと進むわけではないのですが
勇気をもって自身について語り、表現していくことで変化が生まれ
こころを治癒する作業が進んでいきます

セラピストとして共感的な態度や安心感のある存在であること
子どもが自らを育む力を信じて引き出すことが
大切だとクライアントと向き合うなかで感じます
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A君、学校生活は忙しいかな?  でも夏休みに体験したことや
昆虫展に行ったことや色んな出会いは いくつになっても心に残りますよ
その時感じた 生き生きした心を 大切に育てていってくれたら…
遠くから見守っています。 「森の家」カウンセラー Satoより

塩尻市立自然博物館「夏休み昆虫展」より

 塩尻市立自然博物館「夏休み昆虫展」より

「夏休み 昆虫展の ミニ博士」昆虫展に展示された浜田さん作品

 昆虫展に展示された浜田宗治さんの作品

先祖様と土と触れ合う夏

落葉や虫の声から秋の気配を感じる9月
どんぐりの実を拾いつつ散歩しながら
とても暑かった8月を振り返りました

今年のお盆はひとしお 命をつないでくれた先祖の人々を想いました
家族が手づくりの「瓜の馬」「茄子の牛」をつくり
ご先祖様を迎え入れるようしてくれた物語が心に沁みました

夏休みのカウンセリングを通して「何のために生きるのか」
「何のために勉強するのか、学校へ行くのか」
意味を見いだせずにいる若い人たちが少なくないと感じました

私の夏はお盆になると 母や祖父母、その兄弟たちが元気だった時の
顔が浮かび 子どもの頃 一緒に遊んだ懐かしい記憶がよみがえります
沢山の先祖さまが居て 命をつないでくれたからいまの自分があると 

「ひまわりや 空の彼方に 先祖さま」
雲ひとつない青空に向かって 一斉に咲く向日葵を見て詠みました
人とのあたたかい触れ合い 沢山の思い出をもつ大切さを想います

5月から庭に畑をつくり 野菜を少しずつ育てました
きゅうり、レタス、ミニトマト、オクラ、万願寺唐辛子、唐辛子、ブルーベリー
土を耕し水をやり 雑草を抜き 毎日実がなるかなと見守り
収穫に一喜一憂 土や草に触れることで自然の強さを感じました

鳥の声や草の匂い 野菜の手触り 色鮮やかなトマトをつまみ食い…
汗とともに本からは得られない肌で感じる感覚 生きている実感
生命や自然とのつながりを感じる夏を過ごしていきたい
あらためて想う夏でした
 

収穫したトマト 赤は食欲をそそります!

収穫したトマト 赤は食欲をそそります!

ご案内「森の家」開設

庭の紫陽花が咲きはじめました
カウンセリングをはじめてから今年で15年になります
最初の頃は行政を通して主に母子家庭のお母さんたちに
こんな若いお母さんたちが大変な思いをされている…
言葉にならない思いをもちながらカウンセリングをしました

その後約10年間 大学生・看護学生にキャリアや心理学授業と平行し
相談業務を担当しカウンセリングをはじめました
進路や就職、友人関係、大学生活、学業についてなど
学年ごとに内容も変化していき、悩みが成長の種になっている…と
若い人たちが悩みを抱え込まず、他者に語る大切さも感じました

大学病院で働いた経験から依頼を受け
医療機関で看護職・医療職の方たちに研修を行いながら
希望者にカウンセリングをはじめました
多忙な業務に任された役割へのプレッシャーや葛藤
仕事と家庭の両立、自身のキャリアへの模索など
働く女性の悩みや生き方・働き方を模索する姿に
共感しながら受けとめている私がいました

移り住んだ地でも何か出来たらと
カウンセリングの場「森の家」を開きました
HPを見たお母さんや若い方が訪れて下さりありがたく思っています
コロナ禍で孤独を感じている方、ご自分の人生を見つめ直したい方…
木々や小鳥の声を聴きながら心を穏やかにして
ご自身と向き合って頂ける場になればと願いを込めて

紫陽花の色が心を穏やかにしてくれます

6月に出会った紫の紫陽花 花言葉は「神秘」

俳句と人生の足あと

シジュウカラがハチの抜け毛の束をついばみ何度も巣箱へ
巣材にするのかな、子育てが始まるのかな…窓越しに想像をめぐらせる6月の朝

俳句をこっそりはじめてから20年近くになります
先日投稿した句が地元新聞に掲載され 子どものように喜ぶ私
最初は季語も何も知らず五七五にあてはめるだけ
独学で通勤の車中 日々の出来事をメモ帳に書き連ねていた京都での日々

長野県に来て慣れない土地で地域との接点を作りたいと
最初にはじめたのが俳句教室に通うことでした
毎月季題の句を三句詠み(作り)締切までに先生に提出
講座当日 先生や句仲間から批評をもらい…一喜一憂

俳句のイロハもなかなか理解できず いい評価も得られず落ち込む帰り道
「向いていないかも」 今度もだめだったらやめようか…など葛藤する二年間
でも今年「俳句は人生の足あとを残してくれる大切な存在」と思いを強くし
詠みつづけています:

自然や生き物から感じること
年月を経て感じる、故郷や家族への想い
戦争や今を生きる子どもたちへの想い
季節ごとに感じる日々の暮らしの大切さ

あっと言う間に過ぎていく日々や日常の喜怒哀楽を
忘れずに残していけたら
俳句を通して感じる日本語の美しさ、尊敬する先生
作句を通して励まし合える出会いがもてたこと
心を豊かにしてくれる信州の広大な自然にも
すべてに感謝します

青い空と豊かな水がウクライナにも戻りますように 諏訪湖にて

かつての青い空と豊かな水がウクライナの国に               戻りますように 諏訪湖から