父の日記

父が今年2月末 91歳で天国へ召されました
定年後は地域に友だちをつくり交流を楽しみ
好奇心旺盛で 料理もカラオケも手書きノートで研究
掃除もまめで 体操教室にも楽しそうに通っていた父…

人を笑わせたり 楽しませることも大好き
宅急便のお兄さんやクリーニング屋,新聞集金のお母さんにも
楽しいひと言を考えて いつも玄関からは笑い声が
父が亡くなった時「我が家の太陽がいなくなった…」と思いました

父は生前どんなことを考えていたのか…と知りたくなり
四十九日のあと実家から父が毎日つけていた日記を拝借
長い移動の列車の中で 少しずつ読みようになりました

毎日お天気、今日したこと、出会った人、作った料理
借りた本、買った物…などこと細かに書かれていて,マメだな~と
そして最後は落語のように 歯切れよく書き終えている

「〇〇さんの姿が見えた 元気そうで良かったね!」
「灯油缶を買ったが、最近は1缶が重いぞ!!」
「下鴨の古書市 テレビで紹介! 懐かしいな!又行きたいな!!」
「絨毯の天日干し・ほこり落とし…小生青色吐息、頑張ったぜ!!」
「外は雨 テレビにしがみついての一日だった…」

病気やうまく行かない治療、時には人間関係に悩むこともあった父
けれど基本姿勢は「明るく 面白く 生きようよ!」だった気がします
姉 「父の面白いところ 似たかったよね~」 私も同感!
父と旅したこと 数々の手料理 たくさん笑って過ごした年月
人生は楽しくするもの!と教えてくれた父に感謝します

天国で母や兄弟、叔父さん達、飼い猫のモモやクーに
再会して みんなで楽しく過ごしていますように!
またいつか会えたら…父の日に祈りを込めて

 

高ボッチ高原に登り秋の諏訪湖と富士山を望む

父や家族と眺めた高ボッチからの景色