先祖様と土と触れ合う夏

落葉や虫の声から秋の気配を感じる9月
どんぐりの実を拾いつつ散歩しながら
とても暑かった8月を振り返りました

今年のお盆はひとしお 命をつないでくれた先祖の人々を想いました
家族が手づくりの「瓜の馬」「茄子の牛」をつくり
ご先祖様を迎え入れるようしてくれた物語が心に沁みました

夏休みのカウンセリングを通して「何のために生きるのか」
「何のために勉強するのか、学校へ行くのか」
意味を見いだせずにいる若い人たちが少なくないと感じました

私の夏はお盆になると 母や祖父母、その兄弟たちが元気だった時の
顔が浮かび 子どもの頃 一緒に遊んだ懐かしい記憶がよみがえります
沢山の先祖さまが居て 命をつないでくれたからいまの自分があると 

「ひまわりや 空の彼方に 先祖さま」
雲ひとつない青空に向かって 一斉に咲く向日葵を見て詠みました
人とのあたたかい触れ合い 沢山の思い出をもつ大切さを想います

5月から庭に畑をつくり 野菜を少しずつ育てました
きゅうり、レタス、ミニトマト、オクラ、万願寺唐辛子、唐辛子、ブルーベリー
土を耕し水をやり 雑草を抜き 毎日実がなるかなと見守り
収穫に一喜一憂 土や草に触れることで自然の強さを感じました

鳥の声や草の匂い 野菜の手触り 色鮮やかなトマトをつまみ食い…
汗とともに本からは得られない肌で感じる感覚 生きている実感
生命や自然とのつながりを感じる夏を過ごしていきたい
あらためて想う夏でした
 

収穫したトマト 赤は食欲をそそります!

収穫したトマト 赤は食欲をそそります!