ピンク色の秋桜を野原に見かける爽やかな季節
久しぶりに母の命日にお墓を訪れました
年齢を重ねるごとに向き合う気持ちに変化があります
子どもの頃 リュウマチを患い寝床に居る姿や
つらそうに家事をする姿、変形した手や足を見て
なぜこんなことに…と身体と心の痛みを想いました
でも言葉に出して痛みを語ることはなかった母
そんな中 小学生の頃 おしゃれな手作りの服や
沢山の手料理を作ってもらった記憶がいまも残ります
私も母の晩年に近い年になり
主婦としてのおわりのない家事のやりがいとやるせなさ
妻として父や親戚との関わりに喜怒哀楽していた年月
娘たちの成長に喜びと寂しさを感じていただろう母の心境
以前よりも深く 思いを馳せるようになりました
もっと生前に色んなことを語り合えたらとも
山々や広い空を見渡せる景色のなか
気持ち新たに歩める日になりました
「森の家」カウンセラー Sato