2021 自然と生き物たち

今朝 庭にでると真っ白な雪景色
我が家に来てちょうど二年目を迎えた柴犬ハチが
雪の上を飛び跳ねながら駆け回ります

生後3ヵ月でやってきた時 小さな躰を抱き上げ話しかけました
「君はこんな標高の高い雪の降る地、しかも外で生きていける?」と
がそんな心配は杞憂でした 冬はモコモコの毛につつまれ
雪が降るとむしろ喜んで自然の匂いをかぎまわり探索へ

いつも五感を研ぎ澄ませ 近所の人やお客様をいち早く察知
姿が見えるとか走り寄り 鳴き声で呼びかけるハチ
沢山の人にかわいがられ、一度もひとを怖れることなく
与えられた環境でたくましく生きようとするハチ

同じ生き物として 自然と共に生きることを忘れ
自然を破壊し 猛暑や災害を招いている人間の営み
一方で自然に感動し、癒されている人間のひとりとして
大地や生き物たちに謝らなければならないと感じます

時折 家の近くで見かけるキジやカモシカたちに…
家の裏手にある牧場の跡地
緑が一切なくなり無機質に太陽光電パネルだけが
置かれた 砂漠と化した広大な土地に…
なわばりを失くしエサを探し求め、さ迷うシカたちに…

冬を耐えるハチの 獣の匂いのする体毛や
グローブのように硬くなった肉球からも
自然とともに生きる喜びと厳しさを感じます
豊かな水と緑の大地 生き物たちの姿は未来にあるのかと

自然への畏敬の念を忘れず
与えてもらった恩恵を少しでも返すことが出来たら
自然を感じながら生きる時間を増やしたい
一年を振り返り 新年への想いです

 

可愛がって下さる方から素敵なリースの贈り物

   素敵なリース クリスマスの贈り物